警固断層帯はSランク断層

あれから18年、あの地震の影響で福岡県にある2つ活断層(警固断層帯・福知山断層帯)は今後30年以内に地震が発生する可能性が最高のSランクに位置づけられてるようです。

0.3~6%の確率で発生するらしいです。

この数字だけを見ると「それだけ?」となりそうですが、上記断層帯の地震周期は既に満期の状態にありいつ地震が発生してもおかしくない状態だと分析されています。

 

「もし本当に地震が起きたらどうする?」の問いの答えをある程度いくつか想定し今のうちに備えて(訓練して)おいた方が良さそうです。

福岡市内での地震の場合、緊急地震速報はほとんど意味がないのではと思います。

というのも福岡市内を揺らす想定の警固断層帯は地表からとても浅い位置で活動していて、緊急地震速報を発令する際の情報元となる初期微動「P波」からメインの揺れである「S波」までの距離が凄く短いからです。

恐らく緊急地震速報の直後もしくはほぼ同時に激震することになるかと思います。

想定されている揺れ方は18年前より遥かに大きく、(耐震化率約90%を誇る)福岡県であっても33,000棟が全壊もしくは半壊(18年前の全半壊は約9,000棟)、約1,200人が死亡すると言われています。

 

「もし本当に地震が起きたらどうする?」⇒「多分何かの下敷きになって死んでる」可能性は意外と高いようです。

 

首都直下型地震を想定したアニメ『東京マグニチュード8.0』が各動画配信サービスで視聴できるようです。

規模はさておき、福岡県で起こる地震も同じ直下型ですのでこのアニメと似たような感じの揺れ方と被害の様相を示す可能性は十分考えられます。とても勉強になるアニメでしたので是非ご覧になってみてください。