延長戦突入

そろそろこの大騒動とも決着をつけたいものです。

新型コロナの終息と同時にどうか花粉も終息してくれる事を願っております。

 

最近、たて続けに建物調査のご依頼をいただいております。ありがとうございます。

その中からとてもごちゃごちゃしていた案件を1点ご紹介します。

 

福岡県が実施している補助制度に「リノベーション推進事業補助金」というものがあります。

若年世帯又は子育て世帯が行う既存住宅の子育て仕様へのリノベーション工事や親世帯と子世帯が近居・同居を行うためのリノベーション工事に係る費用の一部を補助するといった制度です。

これは既存住宅の流通を促進するとともに、若年世帯・子育て世帯に対して住宅取得に係る経済的支援を行い、高齢者、子育て世帯等が共に安心して暮らすことができる多世代居住を促進することを目的としています。

詳しい補助金額等は福岡県のHP等で確認していただくとして、この補助金の受給要件に住まいの健康診断を受診していることという内容があります。

この「住まいの健康診断」というのは、福岡県建築住宅センターという機関が実施しているいわゆるホームインスペクション(建物状況調査)なのです。

その調査項目は、中古住宅売買取引におけるトラブルを未然に防ぐために近年不動産業界で法定整備された既存住宅状況調査技術者による住宅状況調査と同じ内容になります。

 

ここまでまだごちゃごちゃしていますのでご安心ください。

 

「住まいの健康診断」の調査は、福岡県建築住宅センターに登録されている調査会社から公平に選定された調査員が派遣される仕組みになっています。なので、こちら(依頼者=不動産業者や売主または買主)から任意の調査員を選定し調査依頼をすることはできません。

たとえ既にどこかの調査会社により同内容のインスペクションが行われていたとしても、その結果報告書は「住まいの健康診断」の診断書として取扱うことができないのです。理由はよく分かりませんが、とにかく大きな無駄が発生する可能性があるということです。

 

今現在、中古住宅を売買予定の方(特に買主)で、もしほんの少しでも令和3年度のリノベーション推進事業補助金に関して検討されている方は、どこかしらの調査会社のホームインスペクションを受ける前にまずは福岡県建築住宅センターにご相談されてみてください。

できることならば、ついでに耐震診断(精密診断の方)も同時に受けておくことを強くおすすめします。

 

はあ、スッキリした。私がね。

 

※根魚は成長速度がとてもゆっくりらしく、サイズの小さな個体や卵を抱えている個体はなるべくリリースしてあげるようにとのことです。

だけど、アラカブ(カサゴ)って凄く美味しいんですよね。こんな小さなサイズのアラカブでも味噌汁の中に一匹入れるだけでもう特級汁術師の一碗に大変身します。