GW期間の休業について、以下お知らせ致します。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
休業期間:4月25日(土)~5月10日(日)
とうとう福岡でも緊急事態宣言がなされましたね。
不要不急の外出は控えるようにとの事で、もし日用品等の購入や病院受診等で外出をする際は必然的にマスクを着用することになるのかと思います。
が、しかし未だにマスクの入手は非常に困難な状況が続いています。そこで手作りマスクという発想に行き着くのでが、この手作り布マスクに関しては、ネット上などでいろいろと賛否討論がなされています。WHOやCDCまた日本国内の有識者の方々からもマスクの効果に関してはイマイチな認識のようです。
とはいえ、私個人としてはやはり何もしないよりはした方が良いと考えておりますが・・・
手作りマスクの素材といえば、その殆どが簡単に手に入り洗濯して繰り返し使える「布」となってしまうので、残念ながら手術室や感染対策の現場で使用される「N95マスク」には程遠いフィルター性能であると言えるでしょう。
今やN95マスクは超貴重品。日本に存在する在庫は全て現場で闘っている医療従事者や介護従事者に届いて欲しいと願うばかりです。
N95マスクとは何ぞや?
N95マスクとは、直径0.3μm(=0.0003mm)の微粒子を95%以上捕集できるマスクの事です。
因みに新型コロナウイルスの大きさは0.05μm〜0.2μm、PM2.5の大きさは2.5μmとなります。
うん、なんか微妙。
てことは、N95マスクって0.3μm未満の網目で編んであるってことなの?そんなのでまともに息なんかできるの?
答えは、できません。
実はこのマスクの網目は0.3μmよりも遥かに大きいのです。
それでも充分呼吸苦を伴うマスクである事に間違いはないのですが・・・
使い捨てマスクの構造(仕組み)というのは、単純に繊維が目標数値以下の網の目に織られそこで微粒子を濾過しているわけではなく、3次元に幾度も重ねて作られた繊維空間の中を微粒子が通過する際、静電作用により微粒子が繊維に吸着されて通過しない仕組みになっているのです。
0.3μmの微粒子を「捕集」する事が目的なのでそれでいいのです。
因みに前回、換気による感染予防対策の中でも触れていましたが、空気中を浮遊する飛沫(エアロゾル)の大きさは約0.5μm〜それ以下。
なるほど、とても素晴らしいマスクということが理解できます。
ということで、N95のように「感染しないマスク」を手作りするのは至難の業のようですね。
なので、症状は全くないけどもしかすると自分も感染しているかもしれない(不顕性感染者)と仮定して、なるべく飛沫核を遠くまで飛散させない、いわゆる「感染させないマスク」作りに挑戦してみました。
意外と簡単に作れましたよ。(ヘタだけど・・・)
※作り方や型紙などは手芸用品店のユザワヤさんがネットに上げてくれています。
【追記】
ダイソーさんに超便利そうなヤツが売ってましたので画像を追加しました。
これでもう縫う必要もなし?しかも、縫うより断然キレイに仕上がって隙間もゼロに・・・
但し、これは樹脂性接着剤の一種です。添加剤等に有害物質が含まれている場合がありますので、一度メーカー等に人体への有害性を確認後にご使用されることをお勧めします。
使用上の注意
アイロンで接着するタイプだからか想像以上に強力、一発勝負。
しかも、少しでも接着クロスがはみ出ているとアイロンのかけ面に溶けたクロスが付着してマスク表面を汚してしまう(強力なので取れません)ことがあるので、当て布をしてからアイロン掛けされることをお勧めします。