レーズン食パンと時間と記憶

以前ブログで「日本の宝」とご紹介しましたあの幻のレーズン食パンが、毎週、土曜日のみの予約者限定で復活したという情報を入手したので早速頂いてきました。

 

んーーーーやっぱり最こ・・・

あれ?そうでもない??

確かに美味しい、でもなんでだ???

 

もしかするとその時抱いた「美味しい」という味覚と感動は、それぞれ同時に脳内へ記憶されてはいるものの、感動に関する記憶の方は時間とともに「その時の状況」としてイメージ(映像)化されてしまい、いざ思い出された時には何かしら他の「+α」という形へ変換されて都合よく味という記憶に合算しているだけなのかもしれませんね。

んで、実際にそのモノに再会した時には、味そのものの記憶はリアルに再現されているけど同時に味わっていた感動の記憶の方は・・・もうワケワカラン

 

でもこれって、家づくりでも同じ事が言えるかもしれません。

当初、家が欲しいと心の中で思い描いていたイメージは土地探しや設計打合せ、工期と暫くの時を経て実際に完成した頃にはもう・・・

 

なんて事がないよう常にリアルで正確な情報を手に入れ、それが当初イメージしていた通りのものなのかを冷静に見極める事はとても大切なことだと思います。

そもそも「完成した時が50%、残りの50%は住みながらこれから家族で作りあげていくもの」という精神でいる事が最も大切だと個人的には思っております。

とはいえ、別荘やセカンドハウスはまた別の話。

 

※味は間違いなく「日本の宝」でしたので誤解なさらぬ様