台風19号

台風、怖かったですね。

ちょっとした音も気になって結局一睡もできませんでした。

ただ、想像していたより大きな被害はなかった様に思います。弊社で管理しているマンションでも大きな被害は報告されませんでした。

というのも今回の台風は、今までのそれとは明らかに何かが違っていました。

時間とともに勢力が弱まったという物理的なことだけではなく、被災する側の意識(思考)が今までとは全然違っていた様に思います。皆さんの防災意識が非常に高かったです。

管理マンションでも入居者の方が各自できちんと台風対策をされていました。バルコニー等の飛散物養生やガラスの割れ飛散防止対策、停電対策と台風接近直前まで自ら情報収集をして試行錯誤しながらも被災に備え、そして命を守る行動をとられていた様に思えます。

もしこれが気象庁や情報番組による何らかの意図したもの(意識操作、誘導)であったとすれば、大成功と言っていいんじゃないでしょうか?こういうメディアの使い方はこれからもどんどんやっていって欲しいと思います。

 

何もなくて本当に良かった。

 

ただねー、福岡人はこの後が本当によろしくない。

15年前の地震の時もそう、大きな災害を乗り越えてしまうと防災意識が一気に下がってしまう。一夜漬けで挑んだ試験の翌日みたいに。一気に、一夜で。

せっかく高いレベルの防災意識や行動力を持っているのに、本物の危機が目の前まで迫ってこないと・・・すごく楽観的。

地震は台風のように事前予告はしてくれませんし、養生テープとロープでなんとかできるものでもありません。

ぜひまだ防災意識が高い今、耐震に対しても一度検討していただけたらと思います。(もう遅い?)

 

簡易台風養生①

養生テープやガラス飛散防止シートが店頭から消えたので、100円ショップで見つけたリメイクシート(シール付き)で窓ガラスの飛散養生として利用。素材は薄いPVC製(安い浮輪の素材)なので雨にも強くそこそこの強度があり、シールの粘着力もかなりのもの。台風が去ったあと移動してくる高気圧の炎天下に曝される前であれば比較的スムーズに剥がすこともできます。

画像では窓ガラスの屋外側に貼っています。これは屋内側が型ガラス(曇りガラス)で貼り付けにくかったため仕方なくツルツル面の屋外側に貼り付けているだけです。良い子はマネしないでくださいね。

 

簡易台風養生②

エアコンのドレンホースからの結露水逆流防止装置を、小さな穴をたくさん開けたペットボトルで代用しました。

こちらもカビの発生を抑えるため台風通過後は速やかに撤去した方がいいと思います。