蒸し暑い

ダニ対策、ちゃんとできていますか?

じめじめした季節は、ダニが超大量発生する季節でもあります。

特に高気密高断熱住宅で換気の風量をオフや弱にしてる家は注意が必要です。なぜなら、寝具やソファなどの大型厚物繊維家具内部の温度と湿度が一定に保たれることで、ダニやダニの餌となる微生物(カビ等を餌にしている小さな虫など)の生育環境として最も望ましい条件となり易いからです。

冬場、窓サッシ周りが結露し、シーリング部分にカビが生えている様な住宅は、湿度換気が上手くいっていない証拠。この時期は、かなりの注意を払っておかないとダニを大量発生させてしまう事になるかも・・・

 

ダニの駆除方法には物理的に除去(掃除機で吸引、洗濯)する方法と科学的(殺虫剤、天日干し等による紫外線照射、乾燥、布団乾燥機やアイロン等による熱処理)に死滅させる方法がありますが、可能であればあらゆる駆除方法をとった方がよいです。

そして最後にダニ忌避剤です。

最近はダニを寄せ付けにくくする洗濯洗剤やスプレー式の消臭剤などもあります。

まあ、そんなこと(薬品を塗布する行為)までしなくても、普段からお家の中をキレイにしていればダニもそこまでいたずらしてこないかもしれないですね。

 

家中のダニを完全に駆除することは至難の業です。しかし、数を著しく減少させることはそう難しい作業ではありません。

とはいえ、1匹でも生きているダニが寝具等内部の奥深くに残っている以上、絶対に刺されないというわけではありません。ですがダニの死骸によるアレルギー症状やその死骸を媒介する微生物の発生は十分減らすことができます。もちろん刺される可能性もかなり減らすことができると思います。

 

さて明日は、日曜日、夏至、日食、父の日ですね。

天気も良いようですので日食の前に、夏至正午の南の窓から直射日光がどのくらい部屋の中に入ってきているかを見ておきましょう。できれば写真まで撮っておくと後々役に立つ日がくるかも・・・