恵方と家相

突然の雪になぜか私はひとり大はしゃぎをしてしまいました。

 

御櫛田様に福を頂戴しに行ってきました。

今年の恵方は『東北東少し東寄り』です。

何かを始めたり何かに迷った時は、今自分がいる場所から恵方の方角にあるものを選択すると福がもたらされるということらしいです。例えばお引越しであれば今より恵方の方角にある物件を選んだり、建築であれば恵方の方角にある設計事務所や工務店に発注したり、商談などは今いる場所より恵方の方角にあるカフェなどで行うなどなど・・・

因みにこの恵方、どうやって決めているか分かりますか?というよりどういうルールで決定されているのか。

櫛田神社の正門の天井には恵方が人生ゲームのルーレットのような装飾で表現されています。そしてそのルーレットは今年の恵方を指しているのです。実は毎年の恵方は櫛田神社で元旦に回されるこのルーレットによって決定されているのです。ウソです。

恵方はその年の西暦の1の位の数を十干に当てはめ、該当する十干の歳徳神の在する方位によって決定されています。

今年は2019年。

2019年の1の位は⇒

この9の数を十干に当てはめると・・・

 4⇒甲(こう、木、きのえ、75°=甲の方角)

 5⇒乙(おつ、木、きのと、255°=庚の方角)

 6⇒丙(へい、火、ひのえ、165°=丙の方角)

 7⇒丁(てい、火、ひのと、345°=壬の方角)

 8⇒戊(ぼ、土、つちのえ、165°=丙の方角)

 9⇒己(き、土、つちのと、75°=甲の方角)

 0⇒庚(こう、金、かのえ、255°=庚の方角)

 1⇒辛(しん、金、かのと、165°=丙の方角)

 2⇒壬(じん、水、みずのえ、345°=壬の方角)

 3⇒癸(き、水、みずのと、165°=甲の方角)

 

己(き、土、つちのと、75°=甲の方角)になります。

この(75°=甲の方角)が歳徳神の在する方位を意味します。

甲の方角・・・『東北東少し東寄り』が今年の恵方ということになります。

でもこの恵方、全員にとって恵方というわけではないようです。今年の恵方こそ大凶方位である方もいるそうですよ。まあこれには九星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)という中国から伝わる気学が大きく関わっているようですので興味のある方はそちらへどうぞ・・・

 

さて、今年は東北東のクライアントに的を絞って・・・あれ?東北東の客は東北東の設計事務所と契約するのでは?

てことは、私たちは真逆に位置する西南西のクライアントに営業に行けばいいのか?恵方と真逆、なんか嫌な予感しかしない・・・